小田原箱根商工会議所メールマガジンより転載、「製造工程の自動化と常識を覆す新商品開発で急成長を続ける(相模屋食料(株))」 ― 2017年05月22日 18:00
小田原コンサルティンググループの一員として、
小田原箱根商工会議所メールマガジンVol.316に寄稿した記事です。
-----------以下、寄稿内容
「ザクとうふ」で大きな話題になり、メディア等で引っ張りだこの相模屋食料(株)も、経営革新計画に取り組んだことがある会社です。当該社は、平成14年3月~17年2月の3年間、「豆乳プリンの販路拡大と豆乳のタンクローリー販売の確立」というテーマで経営革新計画に取り組みました。主力である豆腐に加えて、豆乳プリンの販路拡大等を図ろうとする新商品開発の試みでした。
当該社のイノベーションの核心は、「ザクとうふ」の様な話題性を狙った新商品開発では無く、最新テクノロジーを基盤とした常識を覆す製造工程の自動化とそれによる新商品開発です。平成17年には、売上高を上回る投資を行い、ロボットによる豆腐製造工程を導入しました。
通常完成した豆腐は70~80度あり、それを一旦水に入れ冷ましてからパック詰めします。当該社は、「ホットパック形式」という、人の手が触れることのできない出来立ての熱々の豆腐の上に、ロボットがパックを置いていくという新技術を開発しました。この技術により、出来立ての豆腐の美味しさを保つことができ、また細菌の繁殖も抑えられ賞味期限を長くすることができるようになりました。ロボットによる豆腐作りなど誰も考えもしなかった事ですが、それを実現することで、その後の急速な売り上げ増につながりました。
今後は、ご飯と一緒に食べたり、冷奴でそのまま食べたり、デザートにしたり等々、お豆腐の食シーンを更に広げてゆきたいとの事です。
(出典:平成25年度群馬県経営革新計画成功事例集より要約)
http://www.gunma-keiei.jp/ichiran/sagamiya.html
小田原箱根商工会議所メールマガジンVol.316に寄稿した記事です。
-----------以下、寄稿内容
「ザクとうふ」で大きな話題になり、メディア等で引っ張りだこの相模屋食料(株)も、経営革新計画に取り組んだことがある会社です。当該社は、平成14年3月~17年2月の3年間、「豆乳プリンの販路拡大と豆乳のタンクローリー販売の確立」というテーマで経営革新計画に取り組みました。主力である豆腐に加えて、豆乳プリンの販路拡大等を図ろうとする新商品開発の試みでした。
当該社のイノベーションの核心は、「ザクとうふ」の様な話題性を狙った新商品開発では無く、最新テクノロジーを基盤とした常識を覆す製造工程の自動化とそれによる新商品開発です。平成17年には、売上高を上回る投資を行い、ロボットによる豆腐製造工程を導入しました。
通常完成した豆腐は70~80度あり、それを一旦水に入れ冷ましてからパック詰めします。当該社は、「ホットパック形式」という、人の手が触れることのできない出来立ての熱々の豆腐の上に、ロボットがパックを置いていくという新技術を開発しました。この技術により、出来立ての豆腐の美味しさを保つことができ、また細菌の繁殖も抑えられ賞味期限を長くすることができるようになりました。ロボットによる豆腐作りなど誰も考えもしなかった事ですが、それを実現することで、その後の急速な売り上げ増につながりました。
今後は、ご飯と一緒に食べたり、冷奴でそのまま食べたり、デザートにしたり等々、お豆腐の食シーンを更に広げてゆきたいとの事です。
(出典:平成25年度群馬県経営革新計画成功事例集より要約)
http://www.gunma-keiei.jp/ichiran/sagamiya.html
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