小田原箱根商工会議所メールマガジンより転載、「技術開発力の看板としての補助金獲得」2018年03月17日 17:47

小田原コンサルティンググループの一員として
小田原箱根商工会議所メールマガジンVol.335に寄稿した記事です。

-----------以下、寄稿内容

 このメルマガが発行される頃には、主に中小製造業を対象とした国の補助金、「ものづくり補助金」は公募開始に、「サポイン」も直後に公募が開始されると思います。すでに補助金を色々と活用されている企業様も多いと思いますが、補助金獲得のご利益を、少し違った観点から、紹介したいと思います。

 「補助金」と云えば、当事者の方からみると、設備投資や消耗品、人件費などに、直接的にお金が補助して貰える、というご利益だけと感じていると思います。ところが外から見ると、会社の看板の一つと見ます。

 中小企業さんを外から見る場合、国などの大型の補助金を獲得している会社さんは技術開発力や今後の事業の企画力が一定水準にあるな、と評価します。信用力の一つと捉える訳です。その意味で、「補助金」獲得は、直接的なご利益の他に、会社の重要な看板になる、というご利益が有ります。

 とはいえ、近頃は、補助金というと大きな不祥事が頭に浮かんだりします。「信用力アップの看板にする」という為には、補助金を取ったという事実だけではなく、この投資が実を結んでいるという事も分かるようにする必要が有ります。補助金の獲得の狙いや成果を、御社の現在の製品や技術ときちんとリンクさせて、会社のホームページなどでも世の中に積極的に発信しましょう。

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